エイプリルフールで嘘のような、本当のはなし。

 

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4月1日、世間ではエイプリルフールといって、嘘をついてもいい日とされている。

もっとも私のような、嘘をつくことがへたくそな人間に余り関わることではないだろう。

そう思いながら車の助手席から何となく外の風景を見ていると、馬が歩道を歩いていた。今、このご時世に。

思わず、車を近くの駐車場に止めてもらって、馬のそばに駆け寄ってカメラを構えて何枚か撮影した。騎乗のご老人は苦笑していた。

我に返って頭を下げて、謝罪の後、撮影の許可をもらって念のため聞いてみた。

「馬ですよね?」と。

すると、ご老人は「ロボットだよ、ははは」と答えた。

嘘なのか本当なのか。私にはよくわからないが馬らしき生命体の目は確かに生きていた。

 

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