ハンター

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先日、山口県下関市の長府という古い城下町に取材があったので訪れた。

予想よりも早く取材が終わったので檀具川という川辺を望遠レンズを付けたカメラをもって散策していた。

すると、何処からとなしに飼い猫が現れてきて、私の様子を伺ってきた。

遠慮なしに私はシャッターを切った。数枚ほど撮ると、猫は近くに停まっていた車の下に消えていった。

エイプリルフールで嘘のような、本当のはなし。

 

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4月1日、世間ではエイプリルフールといって、嘘をついてもいい日とされている。

もっとも私のような、嘘をつくことがへたくそな人間に余り関わることではないだろう。

そう思いながら車の助手席から何となく外の風景を見ていると、馬が歩道を歩いていた。今、このご時世に。

思わず、車を近くの駐車場に止めてもらって、馬のそばに駆け寄ってカメラを構えて何枚か撮影した。騎乗のご老人は苦笑していた。

我に返って頭を下げて、謝罪の後、撮影の許可をもらって念のため聞いてみた。

「馬ですよね?」と。

すると、ご老人は「ロボットだよ、ははは」と答えた。

嘘なのか本当なのか。私にはよくわからないが馬らしき生命体の目は確かに生きていた。